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「商標がないとAmazonのブランド登録(Amazon Brand Registry)ができない」という壁に突き当たったことがあります。

この記事では、私が実際に自分のブランドの商標出願をToreru(トレル)というサービスを使って行った流れを書きます。費用・手順・出願後の流れを実録で解説します。

私は現在、自社ブランドでAmazon物販を運営しています。商標を取ることにした経緯・Toreruを選んだ理由・実際にかかった費用(31,800円)まで、実際にやったことをそのまま書きます。

なぜ商標が必要になったか|Amazonのブランド登録が壁になった

1 ブランドを 決める 2 Amazonに 商品を出品 3 ブランド登録 (Brand Registry) 申請 商標 必要 登録番号 or 出願番号が必須 ここで詰まる

Amazonでは「Amazon Brand Registry(Amazonブランド登録)」に登録すると、自社ブランドの保護やカタログの管理がしやすくなります。特に、自社ブランドの商品を出品して保護したい場合はこの登録を目指す流れになります。

しかしAmazon Brand Registryに申請するには、商標の登録番号(または出願中の出願番号)が必要です。「ブランドを決めて商品を作ったから申請しよう」と思ったときに、商標を持っていないと申請が進まないことに気づきます。

私も自社ブランドを決めて出品準備を進めていたところ、ブランド申請の手続きを調べてこの要件に行き当たりました。ブランド名は決まっているのに申請できない——この状態を解消するために、商標出願に動きました。

なお、商標なしでAmazonに出品することは可能です。商標がないと困るのは「Amazonのブランド保護機能(Brand Registry)を使いたいとき」です。ブランド登録なしで出品して売上を立てることは問題なく続けられます。

なぜToreruを選んだか|商標出願の方法を比べた

方法 特徴 難易度 特許庁に直接出願 書類作成から自分で行う 印紙代のみで費用は抑えられる 難しい 弁理士に直接依頼 専門家が対応する 費用は事務所によって異なる 探す手間 Toreruなどの オンラインサービス オンライン完結・費用が明確 弁理士が実際に対応 入りやすい

商標出願には大きく「特許庁に直接出願する」「弁理士に依頼する」「Toreruのようなオンラインサービスを使う」の3つの方法があります。

特許庁への直接出願は費用を抑えられますが、書類作成の手順が複雑です。誤った区分で出願すると後から変更できないため、専門知識なしでは難しいと判断しました。

Toreru(弁理士法人Toreru)はオンラインで申し込みから決済まで完結するサービスで、弁理士が対応します。費用がWebサイト上で事前に確認でき、やり取りもオンライン上で行えます。初めての商標出願でも手順がわかりやすいと感じ、Toreruを選びました。

「自分でやった」とは言っても、実際には弁理士に委任して出願するかたちです。書類の作成・特許庁への提出は弁理士が行い、私はToreruのサイト上で商標情報を入力して依頼・支払いを完了するだけです。

Toreruで出願する手順(実際にやった流れ)

1 アカウント 登録 2 商標名を 入力・調査 3 区分を 選択 4 費用確認 ・決済 5 弁理士が 特許庁に出願 出願番号が届く Toreruのサイト上ですべて完結

Toreruでの出願の流れは次のとおりです。私が実際に行った手順です。

  1. ToreruのWebサイトでアカウント登録をする
    メールアドレスとパスワードで登録します。法人として登録するので会社名・住所なども入力します。
  2. 出願したい商標名(ブランド名)を入力し、事前調査を行う
    商標にしたい文字を入力します。Toreruのサービスでは、入力した商標が既に登録されている商標と似ていないかを確認する事前調査が行えます。同じまたは似た商標が先に登録されていると審査で弾かれることがあるため、この段階でしっかり確認します。
  3. 区分を選ぶ
    区分とは「この商標をどの種類の商品・サービスに使うか」の分類です。商標法上でカテゴリーが細かく分かれており、例えば衣類・食品・文具・電子機器などで区分が異なります。どの区分を選ぶかはToreruのサポートやサイト上の説明を参考にしました。区分は出願後に変更できないため、迷う場合は弁理士への確認をおすすめします。
  4. 費用を確認して決済する
    区分と商標の内容が確定したら、かかる費用が画面に表示されます。確認して支払いを完了します。私の場合は法人口座から振込で支払いました。
  5. 弁理士が特許庁に出願し、出願番号が届く
    支払い完了後は弁理士が手続きを進め、特許庁への出願が完了すると出願番号が届きます。この出願番号はAmazon Brand Registryの申請に使えます。

かかった費用|実際の金額は31,800円

商標出願にかかった実際の費用(2026年5月) Toreruへの支払い(弁理士費用+印紙代) 31,800円(税込) 振込手数料 220円 合計 32,020円

私が実際に支払った費用は次のとおりです。

  • Toreruへの支払い:31,800円(税込)
    弁理士費用と特許庁への印紙代を合わせた金額です。
  • 振込手数料:220円
    法人口座からの振込で支払ったため、振込手数料が別途かかりました。

合計32,020円でした。区分の数や商標の種類(文字商標か図形商標かなど)によって費用が変わります。私の場合は1区分・文字商標での出願でした(どの区分かは競合参入を防ぐためぼかします)。

この費用は会計上、開業費として処理しました。法人設立の準備期間中に支払ったためです。

出願後の流れ|審査には時間がかかる

出願 弁理士が 特許庁に提出 出願 番号付与 Amazon Brand Registryに使える 審査 期間中 約1〜2年 (目安) 審査 結果 登録査定 or 拒絶理由通知 登録 完了 登録番号 が付与される 審査中もAmazon Brand Registryへの申請は可能

出願が完了すると出願番号が付与されます。この出願番号はAmazon Brand Registryの申請に使えます。商標登録が完了するまで待たなくてよいのは大きなメリットです。

ただし、審査には時間がかかります。日本の商標審査は出願から審査結果が出るまで1〜2年程度かかるのが一般的です(特許庁の混雑状況・審査内容によって変わります)。私も2026年5月に出願しましたが、記事を書いている時点では審査の結果を待っている最中です。

審査の結果、「登録査定(登録OK)」か「拒絶理由通知(問題あり)」が届きます。拒絶理由通知が届いた場合は、意見書や補正書を提出して対応することがあります。この対応もToreruを通じて弁理士に相談しながら進めることができます。

審査に通らない(拒絶される)ことも普通にあります。似た商標が先に登録されている・区分の選び方が合っていないなどの理由で弾かれることがあります。出願は「申請した=登録される」ではないので注意が必要です。

まとめ|Toreruで出願した結果と感じたこと

Toreruの特徴(実感) ・オンライン完結で入りやすい ・費用が事前に確認できる ・弁理士が実際に対応する ・費用:31,800円(1区分) 注意点 ・審査に1〜2年かかる ・区分は後から変えられない ・審査に通らないこともある ・不安なら弁理士に相談を

Toreruを使って商標を出願した経験をまとめると次のとおりです。

  • 手続きはToreruのサイト上で完結し、初めての出願でも入りやすかった
  • 費用は31,800円(1区分・税込)。区分が増えるとその分費用が上がります
  • 出願番号が届いた後は、Amazon Brand Registryへの申請に使えました
  • 審査は現在進行中。登録まで1〜2年かかるとのことで、結果を待っています

商標出願は「自分のブランドを守るための投資」という側面があります。一方で、審査に通らなかった場合でも出願費用は戻りません。区分の選択・事前調査は慎重に行うことをおすすめします。

私は事前にToreruのサポートを通じて区分の確認をしてから進めました。「とりあえず出願」で区分を間違えると取り直しが必要になる可能性があります。不安な場合は弁理士に相談することを強くすすめます。

法人でAmazon物販を始めるときに必要なツール・サービスの全体像は「法人でAmazon物販を始めるときに使うツール・サービス全部【実録】」にまとめています。

執筆:モグラ(合同会社ユーノア代表)
2025年1月から企業のAmazon物販の立ち上げ・運営に従事し、営業利益ベースで月50〜60万円の規模まで成長(継続中)。現在は自社でも合同会社を設立し、物販事業を運営。

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